職場で家庭で「エアコン権」の独占は「エアハラ」なんですよ!! [世相雑感]
通勤客で混み合う路面電車の中ほどに、なぜか隙間が見える。
しめしめと進んでいって訳が分った。
寒いのである。
冷房の風がもろに吹きおろしてきて、体がこわばる。
電車なら、半時間かそこら我慢すればいいが職場ではそうもいかない。
夏というのに、使い捨てカイロやひざ掛けを手放せない女性の話をよく聞く。
冷房病の対策らしい。
人によってはフード付きジャケットを着こんでの仕事を余儀なくされている。
「チャンネル権争い」という言葉が昭和の時代にはあった。
一家に一台しかないテレビを、親子や夫婦が奪い合う。
ドラマや歌番組を見るか、ナイター観戦か。
茶の間の多くは、頑固なオヤジとの闘いだったのでは。
職場にも「エアコン権」を独り占めに、暑がりオヤジがいるのだろう。
男とは限らない。
女同士の激しい闘いもあるという。
エアコン温度を巡ってのパワハラという意味で「エアハラ」なる造語まで聞こえてくる。
身体に差し障るくらい寒くても気兼ねして、物が言えない・・・。
「冷房弱者」にばかり我慢を強いるような職場は、きっと風通しも悪いということだろう。
空調温度一つから人間関係が垣間見えるかと思うと、ぞくっとしてくる。
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