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天皇陛下生前退位の意向を示される、実動できなければ退位 [世相雑感]

天皇陛下生前退位.png

昭和64年は7日間しかなかった。
その時に起きた誘拐事件を追いかける映画「64 ロクヨン」に懐かしいニュース映像が出てくる。
当時の官房長官だった小渕恵三氏が「平成」と書かれた額を掲げる。

その平成が、幕を閉じようとしているのだろうか。
天皇陛下が皇位を譲る「生前退位」の意向を示されているという。
駆け巡る報道に、驚きの声が広がる。

あの時小渕氏は、「平らかに成る」とは「国の内外にも天地にも、平和が達成される意味」と説明した。
しかしニューヨークの同時テロからイラク戦争を経て、外の憂いは深まる。
内にあっては、バブルがはじけ地下鉄サリン事件が世を震撼させた。

天地も揺らいだ。
阪神淡路大震災、東日本大震災をはじめ、災害は相次ぐ。
どの被災地でも常に、陛下と皇后さまの姿があった。
避難所の床に膝をつき「お体は大丈夫ですか」と。
国民と苦楽を共にする姿勢を貫いてきた。

82歳の身に年270回もの公務の負担はいかばかりか。
「年齢というものを感じることもおおくなりました」というお言葉も聞く。
超高齢化がいっそう加速していくこの国で、「平らかに成る」にはどうすれば・・・。
それを考えなければならない時代でもある。


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