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参院選の錦の御旗は何色に?与野党論戦もかみ合わない玉虫色 [世相雑感]

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カタカナ語の氾濫は色彩の世界でも変わらない。
ともすると茶色よりブラウン、灰色よりグレーの方が通りがいい。
東京新橋の芸者衆が好んだ青で新橋色・・・。
日本語の方が何か、匂い立つような味わいが伝わる。

「憲法色(けんぽういろ)」というのがある。
明治憲法や日本国憲法とは縁もゆかりもない。
黒っぽく茶味ある、その色を室町時代に染め出した武芸者の名にちなむらしい。
普段着で愛されたというから、その点も憲法と開きがある。

さて、参院選の旗色である。
護憲色か、はたまた改憲色が濃くなるのか。
選挙公報にはちらほら、それらしき言葉が見えるものの、与野党の論戦は、さっぱりかみ合ってこない。

懸念が当たっていよう。
育児の月刊誌「母の友」が最新号で憲法特集を組んでいる。
水や空気と同じく、身近で子育てには欠かせないものとして光を当てた。
護憲、改憲をめぐる戦後史もひもとく。
知るのが先との姿勢に立場の違いはあるまい。

漫画週刊誌「ビッグコミックスピリッツ」も週明けの号で、憲法全文を付録にする。
若い読者向けの保存版と銘打つ。
伸び盛りにあやかって、縁起のいいのは「若竹色」。
やや古色蒼然(こしきそうぜん)のきらいもある憲法論争に活が入るか。


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タグ:参院選挙
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