SSブログ

障害者施設19人殺害、26歳元職員の計画殺人「平成以降の最多死傷者数」 [事件事故]

障害者施設襲撃.jpg

広島県内は、ゆうべは宵越しで熱帯夜となった。
夜明け前に目覚め、枕元のラジオをつけると、安らかな臨終を支える女性の語りが聞こえてきた。
出雲市出身の柴田久美子さん。
山陰から岡山に拠点を移したらしい。

無私無欲を貫いたマザー・テレサの姿をつえとして、みとりの活動に打ち込もうとする柴田さんの言葉が耳に残った。
だが番組が終わるやいなや、その余韻を台無しにするニュースが飛び込んでくる。
神奈川県で起きた障害者施設への襲撃事件である。

明け方、死傷者はとんでもない数になっていた。
非業の最期と名状するには、あまりにもむごたらしい。
返り血を浴びながら、何の罪もない「弱者」相手に、人はあれほど残酷非道になれるものなのか。

衆議院議長に宛てた容疑者の手紙がまた、おぞましい。
今度の凶行を予告し、「抹殺」や「作戦」と正当化している。
それどころか心神喪失で無罪となり、事件後には改名する身勝手な「計画」まで書き込むとは信じがたい。

惨劇に見舞われた居住棟には、名前が付けられていた。
のぞみ、ゆめ、いぶき、みのり・・・。
おだやかで、前向きな一語に込められたはずの、被害者の前途がへし折られたと思うと、やるせない。


◎ブログランキングに参加しています。
◎クリック応援よろしくお願いします!

にほんブログ村

日々の出来事 ブログランキングへ



スポンサードリンク



nice!(9)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。