最近は老後が長い、長寿が幸せと思えない人が増える世相を憂う [世相雑感]
亡くなったおじいちゃんの部屋で、男の子がノートを見つける。
天国でどう過ごしたいかが書いてある。
絵本「このあとどうしちゃおう」は、春に出版されて3日で、異例の10万部に達した。
著書ヨシタケシンスケさんが描く死後の世界は楽しそうで笑える。
思い出話を面白がってくれる神様がいる。
あちこちに布団と温泉があって空も飛べる・・・。
ノートを読むうちに孫は考え始める。
おじいちゃんは、なんでこんなノートを書いたのかなと。
いくつになっても、死ぬのは怖いのかもしれない。
しかし最近は老後が長い。
「90歳になって老後が心配とかわけのわからないこと言っている」と冗談めかして話した大臣もいるが、「長寿は幸せ」と思えない人はじわじわと増えている気がする。
今回の参院選は18歳からの投票が認められ、今までになく若い世代に目が向いている。
ただ世代を超えて、「ゆりかごから墓場まで」を見通せてこそ、安心は生まれる。
老後の不安にこたえる論戦を忘れてもらっては困る。
絵本の男の子は思い付く。
「生きているあいだはどうしちゃおう」ノートもあればいいなと。
そんな自由な発想があれば、みんなが笑って過ごせる明日が描けるだろうか。
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