ところ変われば猫も変わる、瀬戸内尾道のゆったりエピソードです [世相雑感]
熱しやすくて冷めやすい・・・。
よく言われる広島県民の気質だ。
日本中を旅する動物写真家、岩谷光昭さんによれば猫にも地域による違いがあるという。
「いわゆるノラネコ風の、ヒトを疑った目をしていない」「可愛さをふりまいて実に気前がいい」。
尾道ならさしずめ、こうである。
そんな人懐っこい地元猫を交えた岩谷さんの写真展を、尾道市立美術館で鑑賞した。
坂道に立つ小さなパン屋の店先で、いすにちょこんと座る顔の大きなやつ。
瓦塀の上で警戒心なくくつろぐやつ。
軒下から甘えた顔つきで出てくる一枚は鳴き声も聞こえてきそう。
生活感あふれる町を舞台に、出会いの一瞬を切り取っている。
尾道の猫はなぜ、人懐っこく思えるのだろう。
展覧会を見て何となく分かった。
尾道では人の動きもゆっくりしていて、猫の余裕につながっているからだ。
苦手な車が入らない路地が多いのも、パラダイスなんだろう。
もともと猫の多い町だが、さらに注目度が高まっている。
ネット上に「猫目線」で散策できるキャットストリートビューが解説されたり、実際に町なかで探して歩くツアーが企画されたり。
土地柄が生んだ性格の良さも、きっと一役買っている。
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