日本株式会社の真を問う参院選、物言う国民たれ [世相雑感]
縦じまのユニフォームを着たファンが気勢を上げる。
「ええで、超変革。これをファンは求めていたんや」。
球場でもスポーツバーでもない。
阪神タイガースの親会社の株主総会の一コマというから驚く。
鉄道や不動産事業を差し置いて、金本知憲監督の采配に物申す。
女性株主は「甲子園球場のトイレにも超変革を」と会社に求めた。
「会社もそうだが、借金はよくない」と順位にもチクリ。
虎党株主の熱さに脱帽する。
株主総会シーズンを迎えた。
今日が今年の集中日だ。
ただ、その割合は3割余りと過去最低になった。
昨年からの企業統治指針が後押しをする。
株主との対話を深めるために、別々の日に開くよう求めているからだ。
90年代は9割以上が一日に集中した。
総会屋対策もあって、筋書き通り平穏に手短に終えるかだけに心を砕いていた。
これから問われるのは経営を透明化し、批判をしっかり受け入れる姿勢だろう。
株主重視の開かれた総会は、その第一歩となる。
「日本株式会社」の選挙が迫る。
景気低迷や財政悪化など経営責任を厳しく問われかねない問題も多い。
シャンシャンで済まされてはならない。
変革を求めるかどうか。
物言う株主になろう。
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タグ:2016参院選