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コンビニの利便に潜む大金融犯罪、わずか2時間で18億円の被害 [世相雑感]

セブン銀行ATM詐欺.jpg

客の立場で考える・・・。
セブン・イレブンの生みの親、鈴木敏文さんが変わらずに貫いた視点だ。
「近所のコンビニで夜でも日曜でもお金が下ろせたら便利だろう」とATM導入に踏み切った。
今から15年前のことだ。

自前の銀行でやろうとしたから猛反対を受けた。
コストが見合わず失敗すると。
ATMの機能を絞って装置の費用を4分の1に抑えた。
店でお金を下ろすニーズをつかむ。
コンビニのATMは今ではあたりまえの風景に。

その便利さの盲点をつかれたか。
全国のコンビニなどのATMから18億円以上の現金が偽造カードによって引き出される事件が起きた。
どうも海外の銀行が発行したクレジットカード情報が悪用されたらしい。

標的になったATMは約1700台。
客の少ない日曜日の朝を狙い、100人以上が上限10万円の取引を1万8千回以上繰り返したことになる。
わずか2時間余りの大胆な手口は大きな組織が関与したと考えるしかない。

くしくも鈴木さんが経営の一線から退いた途端のことだ。
訪日する外国人のATM利用者はさらに増えよう。
利便性とセキュリティーの兼ね合いは悩ましい。

生みの親として、いい知恵は出せないものか。


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