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未明のスキーバス転落、大学生や若者2桁死亡の大参事 [事件事故]

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スキーバス事故.jpg

深夜に都内をバスで出発し、朝起きたらパウダースノーの銀世界へ。
道中を共にした学友たちとの距離も縮まった。
20年近く前のスキーツアーの思い出である。
重ね合わせて胸が痛んだ。

楽しいはずだったのに。
きのうスキー場に向かうバスの旅が軽井沢の峠道で暗転した。
くの字に曲がる車体が衝撃の強さを物語る。
「助けて」との声が暗闇に響いたという。
若者たちの未来を奪う大惨事に身震いする。

現場は古代から馬が行き来した山道で、カーブと急坂が多い難所。
予定の高速道ではなく、そんなルートをなぜ通ったか。
危険度が高いと容易に想像できるのに、スピードが出ていたという証言があるのは見過ごせない。

安全の手綱は、どこまで締めていたのだろう。
同じように山を縫う道で、2桁を超える人が命を落とすバス事故は過去に繰り返し起きてきた。
規制緩和の陰で、冬の山の恐ろしさを甘く見ていたとすれば腹立たしい。

犠牲者と家族らの無念さは、察するに余りある。
「うめき声や泣き声が聞こえてきた」「自分が生きているのが不思議」。
近くにいた友を失った若者は、体のみならず心の傷も負っただろう。
つらい思い出に変えた原因を突き止めてもらいたい。
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