世羅高校男女優勝の快挙！全国高校駅伝伝説の激走

スポンサードリンク

---

「行け」「よし」「すごい」。
テレビの前で思わず声が出た。
全国高校駅伝の女子を初制覇した世羅のアンカー向井優香選手。
３０秒以上の差を大逆転した快走は、伝説として語り継がれよう。

まだ２年生のニューヒロインがゴールに飛び込むや、仲間と泣きじゃくる姿にもまた胸が熱くなった。
岩本真弥監督いわく「みしかしたら」の期待度。
前評判以上の走りを見せたのは互いの練習を日々競い合い、絆を深めた全員力のたまものだろう。

「男子に負けない」を合言葉に、目の前に示された快挙に奮い立ったに違いない。
「最強」の呼び声高い男子は余裕の連覇で、破られないと言われた大会記録まで塗り替えた。
これほど安心して見た駅伝は記憶にない。

都大路には「魔物」がすむという。
過去には波乱続ききで、今回もたすきをつなげないチームが出た。
世羅が歴史に名を刻めたのはひたむきな努力に加え、地域挙げて支える熱意が駅伝の神様を味方に付けたと思いたい。

新たな伝説の予感に胸を膨らませるのは、気が早いだろうか。
高校駅伝にとどまらない。
世羅台地を巣立ったアスリートたちが未来の五輪を駆け抜け、お茶の間で声をからす場面も想像したくなる。

タグ：世羅高校 アベックＶ 大会新記録 最終区逆転