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広がれ「子供食堂」善意の輪、家庭の温かさも届け [世相雑感]

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カウンターに作り立ての一汁三菜が並ぶ。
白菜のベーコン煮、出し巻き卵、長州鶏の唐揚げを、ことし締めくくりの献立にした。
ご飯みそ汁としめて300円。
月曜日夕方に小学生らを迎える場所が宇部市にある。

「ゆうやけ子供食堂」を開く西村まゆみさんは優しく語る。
「温かいものを食べて楽しく過ごして」と自分の小料理屋で始めたのは10月。
おいしいとおかわりを頼む子がいた。
不登校の子は2度目は親を連れてきた。

ひとり親で2児を育てた西村さん。
食事に手をかけられなかった後悔と、周りの支えへの恩返しが胸にあるという。
息長く続けたい、と静かに誓う。
食育に熱心な板前、地域をよく知る児童委員も後押しを惜しまない。

18歳の6人に1人が貧困に直面する。
子供食堂の輪は東京を発信源に、中国地方でも広がりつつあるという。
学校給食でやっとおなかを満たす子もいれば、働きずめの親と食卓を囲めない「孤食」も珍しくない。

きょうは冬至。
習わし通りにカボチャをいただく家庭もあろう。
ビタミンをとって風邪をひかないようにと、子や孫に語りながら・・・。
大人たちが食の温かみを伝えられる居場所が、そこかしこにあっていい。
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