SSブログ

ボクシング元世界王者ムハマド・アリ氏死去、人種差別と闘った生涯に幕 [世相雑感]

スポンサードリンク




ムハマドアリ.jpg

脳裏にカシアス・クレイの名がよみがえる。
テレビのボクシング中継がお茶の間を席巻した時代だ。
イスラム教に帰依して、その本名をムハマド・アリと改めたことも元世界王者の闘いだった。
きのう悲報を聞く。

「チョウのように舞い、ハチのように刺す」と公言し、スピード感のある攻めを身上とした。
「だから私の姿は見えない。見えない相手を打てるわけがない」と豪語した。
勝ち続けても、ほら吹きと思われたゆえんだ。

だが、ベトナム戦争のさなか、王座剥奪を覚悟で徴兵を拒否して世界を驚かせた。
「いかなる理由があろうと人殺しには加担できない」。
私が畏(おそ)れるのは神の法だけだから・・・。
人種差別と闘い、情報機関に電話を盗聴されていた。

老後は静かに送っていたが、近年の祖国の世情にはいらだちも。
あのトランプ氏がイスラム教徒の入国禁止を唱えたことに、怒りの声明を発した。
大統領選の行方を見定められなかったことを、きっと悔やんでいよう。

日本武道館でアントニオ猪木氏と「格闘技世界一」を競って、今月で40年になる。
武器を用いない格闘技は平和とともにありたい。
混迷する世界に、これからも見えないジャブを効かせてくれ。


◎ブログランキングに参加しています。
◎クリック応援よろしくお願いします!

にほんブログ村

日々の出来事 ブログランキングへ
nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。