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この映画、広島県民の義務教育です!「モヒカン故郷に帰る」 [世相雑感]

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モヒカン故郷に帰る.png

前篇、広島ロケだという。
映画「モヒカン故郷に帰る」が、全国より一足先に広島、福山両市で封切られている。
舞台は安芸灘の島々を結ぶ、とびしま海道かいわい。
見覚えのある橋や港が出てくる。

せりふの端々にもご当地話が現れる。
柄本明さん扮する音楽好きの酒屋さんは、矢沢永吉さんにぞっこん。
サングラスに白いスーツ姿で、中学の吹奏楽部に「アイ・ラブ・ユー、OK」を教え込む。
決めぜりふは「矢沢、広島県民の義務教育です」。

曲か何かが小中学校の教科書に載ったとは聞かないが、おととい古希を迎えた吉田拓郎さんと同じく県民ゆかりの大御所である。
思春期の耳になじんでいても確かに不思議はない。

映画は、酒屋さんの息子でモヒカン頭の歌い手の帰省物語。
広島育ちのミュージシャンはいまや、そうそうたる顔触れだ。
お二人に加え、浜田省吾さん、世良公則さん、奥田民生さん・・・。
「里帰り音楽祭」とでも銘打って招き、古里への思いも含めてその声に耳を澄ましてみたい。

モヒカン息子は、島にゆったり流れる時間の中で、もつれかかっていた家族との絆をもやい直していく。
「この作品、広島県民の義務教育です」と言いたくなる。


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