今年の就活スタイルは「ドローン型」、入社後も伸び伸び飛躍を [世相雑感]
スポンサードリンク
700万機が飛び交う空はSFめいていて、さぞ壮観だろう。
2020年に米国内で販売が見込まれる小型無人機「ドローン」の数である。
いわば「空の産業革命」への期待は膨らむ。
米国では、アマゾン・コムなどが宅配への活用を計画する。
日本でも千葉市などが特区の指定を受けて、実用化を目指している。
産業界にとっては「金の卵」といったところだろうか。
きょう新入社員たちが社会に飛び立つ。
就活が売り手市場で、こちらも金の卵かもしれない。
日本生産性本部によると、今年のタイプは「ドローン型」。
採用日程変更という風にあおられながらも、内定を得て目標地点に着地した人が多いからという。
ならば地上から誤りなく操る技の方も求められるだろう。
夜間飛行ならぬ無理な深夜残業をさせない配慮も欠かせない。
人材育成を機械に例えるのは気が引けるが、操縦する側にもルールの順守が必要な点では同じだ。
今の上司の皆さんもかつて呼ばれたはず。
人との直接会話がなくなる「ETC型」だったり挿入方法が合わないと作動しない「テレホンカード型」だったり・・・。
いつの世も人を育てるのは難しいが、せめて伸び伸びと飛ばせたい。