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長時間働くばかりが人生にあらず、自分を取り戻す時間も必要 [世相雑感]

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「わが胸中で夕方六時を境に、お客は<神様>から<時間泥棒>に急変する」。
徳山駅前で古書・出版業を営む松村久さんは著書にそう記す。
客商売でしょ、といぶかる向きもあろうg、念の入ったことに書名まで「6時閉店」

お金より暇が欲しい、とも記す。
古書は買い入れの判断が必要で、完全に人任せにはできない。
といって店番だけに時を費やしたくない。
そこで閉店時間を厳守し、今では維新資料の復刻で全国に知られる書肆(しょし)となる。

世の中が24時間動こうとする時代にも6時閉店を貫いた。
やがて過労死や自殺という悲しいニュースが。
おととい首相は働きすぎ是正の策を指示した。
やっと、という感は否めない。

大企業も勤務時間を縮めるべく腰を上げた。
百貨店の高島屋は東京・日本橋店の営業を4月から1時間短くし、10時半開店、7時半閉店にする。
三越伊勢丹やイオンも、それぞれ試みる。
6時閉店とはいかないにせよ。

松村さんは「財テクより歳テク」を勧める。
なけなしのお金でパートさんを雇い自分の時間を貯蓄してきた、という意味だ。
そのおかげか自称「父っちゃん坊や」。
昭和一桁の生まれながら、年を取らない余録もある。


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