SSブログ

トンネル事故の教訓、人間の目や体の特性を理解する [世相雑感]

スポンサードリンク




トンネル事故.png

真っ黒い煙がもうもうと噴き出してくる。
ツィッターに投稿された事故直後の映像に身震いした。
暗く長いトンネルの奥はどんな状況だったのか。
「追突され、ひっくり返った車から必死ではい出した」と助かった人が語った。

きのう彼岸の入りの穏やかな朝に、事故は起きた。
山陽自動車道の八本松トンネル内の多重衝突で、2人が亡くなった。
ひしゃげた車に火が回り、煙る中を子供もお年寄りも逃げ惑ったのだろう。
けが人が多数出た。

賀茂大地を縫うような区間は緩やかなカーブしながら上り下りする。
これまで何度も運転してきたが、いつも通行量が多い。
心地良く運転していてもトンネルに入ると、やはり緊張する。

高速道路のトンネルでは不思議な現象が起きるそうだ。
入口の暗さに前の車が溶け込んだり、出口ではまぶしくてその姿が「蒸発」したりする。
視覚的な刺激が少なくスピード感覚も失いやすいらしい。
暗い壁に囲まれ、心理的圧迫を受けるとも。

車間距離や速度を自動でコントロールしてくれる装置も最近は登場しているという。
普及を願うが、それでも最後は私たち次第だろう。
目や身体の特性をよく理解して、心のハンドルもしっかりと。


nice!(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 1

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。