「平成の落書」に込めた心情「まじいい加減にしろ日本」 [世相雑感]
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此頃都にはやる物・・・と始めて、強盗、にわか大名、おべんちゃらなどを挙げる。
「二条河原の落書」は700年ほど前、匿名で掲げられた風刺文とされる。
人心や社会の荒廃ぶりを伝えている。
「何なんだよ日本。一億総活躍社会じゃねーのかよ」。
乱暴に書き殴られた「平成の落書」が先週、ネット上に現れた。
わが子が保育園に入れず職場復帰できない母親がつづったらしい。
やり場のない感情をあらわに。
「オリンピックで何百億円無駄に使ってんだよ」。
一方で少子化対策はお金をつぎ込んでいないとして、「そんなムシのいい話あるかよ」。
政治家の金や女性問題に対しても、ほとばしる怒り。
子育て世代の女性を中心に、共感が広がっている。
この国の人口が国勢調査の開始以来、初めて減った。
5年前から94万人も。
「1億人の維持へ真正面から取り組む」と首相は言う。
本気で少子化を止めたいのなら、的を得た「落書」を一字一句肝に銘じるべきだろう。
「まじいい加減にしろ日本」。
きつい文句で現代の落書は結ばれている。
だが世のお母さんたちがためこんだ不満はこんなものではあるまい。
此頃ネットにはやる物・・・。
落書が挙がる日も近いのでは。
タグ:平成の落書 まじいい加減にしろ日本
2016-02-27 14:19
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