今日2月22日は「忍者の日」、「忍術とは」平和に生きる総合生存技術 [世相雑感]
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案内役のくノ一の妙技に目を見張った。
先週、足を伸ばした三重県伊賀市の伊賀流忍者博物館である。
壁をくるりと回して隠れる「どんでん返し」や床板を外して瞬時に取り出す手裏剣など。
一見、古い農家だが忍者屋敷のからくりを体感できる施設は観光協会が運営する。
世界的なニンジャブームを反映し、外国人は10年前の5倍も押し寄せるらしい。
その日もバスを連ねた台湾ツアーの歓声が響き、中国語を話すくノ一も大忙しだった。
忍者ハットリくんの口癖のように、ニンニンで2月22日。
少々苦しい語呂合わせだが、きょうは「忍者の日」という。
ライバルとされてきた伊賀と甲賀が、東京五輪に向けて手を携え仕掛けたPR術の効き目やいかに。
謀略に暗殺。
日本人の得意技だと広まってほしくないイメージもある。
ただ忍者を解明中の三重大研究チームによれば、他国で人と知り合って情報を聞き出すのが主な仕事であり、戦わずに逃げろが基本だつたそうだ。
お互いに平和に生きる知識を総合生存技術を集めた。
くだんの博物館が解説する「忍術とは」である。
異国の客人たちと瞬時に仲良くなる。
そんな力を身につけるのも立派な忍者修行かもしれない。