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第21回広島男子駅伝は、歴史的大寒波の中愛知が制す。 [スポーツ]

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第21回ひろしま男子駅伝.jpg

まさに北国に来たかのよう。
きのう広島市内は日中の気温もほとんど氷点下。
歴史的な大寒波を乗り越え、大会が無事に行われたのを喜びたい。
ひろしま男子駅伝は愛知の優勝で幕を閉じた。

寒さで調子が出ない選手もいたらしい。
ただ各地の大雪ニュースを横目にコース上空は時に青空がのぞき、日差しも注いだ。
冬の太陽がせめてものエールを送ってくれたのだろう。
負けじとレースはことしも熱かった。

V候補とはいえエースを欠いた地元広島が2位に食い込んだのは十分健闘といえよう。
もちろん愛知の復活劇も称賛に値する。
昨年、まさかの中継違反で失格の憂き目となった逆境を、実力で乗り越えてみせたからだ。

ただ表彰状なきMVPは、震えつつ沿道へ詰めかけた人たちではないか。
スタート・ゴールの平和記念公園では、県人会による熱々の郷土料理で暖を取り、大きく遅れたランナーを元気づける姿が例年以上に心強く思えた。

古里応援団も県境を超え、分け隔てなく声をからしていた。
21回の歩みを経た駅伝自体が、大きな一つの古里かもしれない。
巣立っていく選手にも、里帰りを待つファンにも。
思わぬ寒さは、そのぬくもりを肌で感じさせてくれた。

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