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国立がん研究センター10年生存率公表 [美容・健康]

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4歳の女の子には台所の調理台は高すぎる。
だから小さな木の踏み台の上に立ち、包丁をしっかり握って具材を刻む。
公開中の映画「はなちゃんのみそ汁」の一場面に胸が熱くなった。

実話が基の物語。
モデルとなったのは、福岡で暮らす安武はなちゃん。
がんと闘っていた母は、幼い娘にかつお節の削る方から教えて約束した。
「みそ汁づくりは、はなちゃんの仕事だからね」。
自分がいなくなった後も元気に生きていけるようにと。

スクリーンに映し出されるのは、5歳で母と別れるまで。
今は12歳になったという。
毎朝のみそ汁づくりに加えて、血圧の高い父親のために、塩分が少なめのおかずをこしらえ始めたそうだ。

肉じゃがにオムライス、三色丼・・・。
出版されたレシピ集に、彼女はつづっている。
台所が私を強くしてくれました。
教えてくれたのはママでしたー。
エプロンの似合う中学生の歩みは生きる勇気をくれる。

子供のいるがん患者は、決して少なくない。
国立がん研究センターが初めて公表した「10年生存率」をどうみつめただろう。
分かっていた5年生存率よりも少し低かった。
真っ先に考えるのはやはり、わが子の行く末だろうか。

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