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2016年厳島神社の初詣、外国人旅行者から学ぶ日本文化 [世相雑感]

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厳島神社.jpg

フェリーを下りて厳島神社に向かう人の波へ。
傍らの女子グループが響かせるのは中国語か。
欧米系の人たちも目に付く。
きのう宮島の初詣風景は昔なら考えられぬほど国際色豊かだった。

朱の大鳥居を臨む平舞台。
地元の若者と片言を交わし、写真を撮り合うほほ笑ましい場面も見かけた。
米国から来たという青年は人混みに目を丸くしながら神妙に手を合わせ、「ハマヤ」に興味津々。
私たちには身近な風習に触れて、大満足のよう。

今やハツモウデという文化は日本人だけのものではないかもしれない。
東京では先を行く。
訪日の記念にと、正月にわざわざレンタルの和服を着て浅草寺や明治神宮などに参る。
そんな外国人観光客も増えているとか。

ならば神の島で新春をと、もっと売り込めるはずだ。
美しい回廊の足元で潮が満ち引きし、厳島の神の前で幻想的な舞楽や能が演じられる。
まさに「クールジャパン」の象徴といえる。

ことし厳島神社が世界遺産となって20年。
海外からの来島はうなぎ上りだが、ブランド力に頼っていた面もなくはない。
2020年に向け、島の旅館などで外国人スタッフの姿も目に付き始めた。
ミヤジマ新時代の幕開けとなるか。
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