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高層住宅で暮らす幼児に「高所平気症」建物劣化で事故の不安 [世相雑感]

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今にも足を踏み外しそうな超高層ビルの窓際でヒーローが悪党と格闘している。
そんな映画を見るだけで背筋がざわざわしてくる。
高所恐怖症のわが身のことである。
田舎の二階家で育ったせいかもしれない。

高所恐怖症.jpg

というのも、高層住宅で暮らす幼児に「高所平気症」が目立つと知ったからだ。
ベランダの柵に平気でまたがったり、ぶらさがったり。
落ちたらただでは済まない行動だとすれば、怖がる本能が鈍っているのだろうか。

高さや深さの感覚は4歳頃までに養われるという。
ベランダでの危険回避は親の見守りが一番だが、加えて滑り台やジャングルジムなど「高い低い」を体感できる遊びが効果的と聞く。

だがベランダ自体が劣化して起きた事故もある。
成長して長く過ごす学校の校舎に問題が多々見つかった。
全国の公立小中2千校で天井などの損傷が、いずれも放置されていたのだ。

大震災のたびに、学校と保育所、福祉施設が同居する低層建築への建て替えが提唱されていることを思い出す。
住まいと学び舎の在り方を、地に足を着けて考えてみる好機だろう。
今の我が家から見下ろす、公園の滑り台を見る目も違ってくる。
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