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可愛い犬が人間にもたらすもの、愛情を全身で表現できる [アイデア・雑学]

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今日も早朝ウォーキングから、気持ちのいい汗を流し帰ってくると、近所で飼われてるペットの犬が足元に駆け寄って迎えてくれます。

犬の愛情.jpg

この住宅団地は全部で28戸、その中でおよそ半数は犬を飼ってるそうです。
10年ぐらい前までは1戸あるかないか、それも雑種の日本犬だったと記憶していますが、今飼われてるのは血統書付き小型犬、トイプードルやチワワにミニダックスフンド・・・夕方の一斉散歩は、さながらドッグショーです。
あちこちに集まっては、飼い犬のしぐさを自分の子供のように喜び、犬と会話を交わすようなやりとりで盛り上がり、心から楽しそうな光景が展開され、傍で見ていても和むものです。

これだけ飼われていいるのは、ライフスタイルの変化が大いにあるようです。
子供は育って自立して親元を離れて暮らす、今まで一途に愛情を注ぎ込んだ対象がなくなり、ポッカリ空いた心の穴を埋めてくれる存在が必要なんです。
それが人間との信頼の歴史が一番長い犬になるのでしょう。
飼うまではまったく無関心で反対してた隣のご主人も、飼い始めた途端にメロメロ、犬と外出用の専用車まで購入する変わりようですから。

最近の脳科学で分かってきた、人の幸福感や安心感に影響をあたえるといわれる脳内ホルモンの「オキシトシン」。
「オキシトシン」は別名「愛情ホルモン」と呼ばれ、人は犬と見つめ合って増加し、心の絆が強まることも証明されました。
また愛撫や抱擁などのスキンシップなどでも放出されるため「抱擁ホルモン」とも呼ばれています。

ヒューマン・アニマル・ボンド(Human Animal Bond)という言葉をご存じですか。
頭文字をとってHAB(ハブ)とも呼ばれていますが、『人と動物の絆』という意味になります。
ペット(コンパニオンアニマルとも呼ばれる)への理解を深め、動物と触れ合うことによって得られる効用を活用しようという活動や考え方で、その対象動物はおもにイヌなのです。
イヌには人と共存するのに適した能力があるのです。

「愛情表現力」体や表情で多くのコミュニケーションを図ることができます。
尻尾を横に振りながら頭と全身を低くし愛情を表現、耳を引いて頭にぴったりつけ、飼い主に擦り寄り、飼い主の手や顔、耳を舐めようとします。
「ヒトの意思を理解する能力」人と仲良くなるにはこれが最も重要です。
知能が高いとされるチンパンジーよりイヌのほうが高いことが実験で証明されています。

餌はその箱の中にあるよといった意味を目配せで送ったところ、その意味を理解するチンパンジーの成功率は60%だったのに対し、イヌの成功率は80%です。
つまりイヌは、ヒトの視線で意味を感じ取る視覚認知による社会コミュニケーションがとりやすいということです。
「ヒトの心に深く同調して、悲しみを共有しようとする能力」スバラシイ能力を持ったイヌ。

我が家もそろそろ欲しいところだが、いまだ愛情を注ぎ込む大きな子供と同居中。
親離れも子離れもおくての不器用な家族なのです。
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