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「失われた20年」に無駄なし!!日本パワーの底力を見せつける [世相雑感]

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「僕たち、未来にいるんだ!!」。
かつての大ヒット映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズで、30年後の世界に来た主人公が叫ぶ。
空飛ぶ車型タイムマシン「デロリアン」で、時空を超えた先は2015年10月21日。
来月である。

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宙に浮くスケートボード、自動でひもを結ぶスニーカー、一瞬で焼けるピザ・・。
銀幕に次々映し出される未来像に驚きつつ「さて、いつ実現するのやら」と思った人も多かろう。
しかし「未来」はそう遠くないらしい。

トヨタ自動車が米国で「空飛ぶ翼」付きの車の特許をしたという。
実現すれば、SF映画は夢物語でなくなる。
別のリサイクル企業は来月、ごみを燃料にするデトリアンさながらの車を東京でお披露目すると聞く。

バブル景気の浮揚気を経て、日本経済は低空飛行の状態に。
そのさまは、何も生み出せない「失われた20年」ともやゆされてきた。
その陰で、企業は未来を見定め、人知れず技術を磨き続けてきたとすれば、頼もしい。

秋の大型連休を満喫し、「タイムマシンで、もう一度」と願いたいところかもしれない。
とはいえ、明日を切り開くのは日々の、地道な頑張りにほかならない。
また今日から。
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