奉仕活動の定義って?理想の奉仕スタイルとは!!

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奉仕にもいろんな形があると思うんですが、これも純粋に奉仕といえるのかな？



私の家の前は公園です。
いわゆる宅地造成設計の際、都市公園法に基づき設置された地方自治体管理の小型公園です。
小学低学年対象の遊具、鉄棒、すべり台、ブランコが設置されています。
賑わいは季節によって変わるけど、多い時は10人以上の児童や、幼児にせがまれた母子が一緒に遊んで行かれます。

公園の清掃作業や雑草取りは、春秋の2回は町内会で行い、さらにその間を埋めるように、老人会が1回、地域の環境衛生が1回、計４回掃除されるスケジュールです。
そのため、どうしようもないほど荒れはしないけど、梅雨時から夏場はすさまじい勢いで雑草が増殖、一面草原状態になるのです。
ちょうど夏休み期間中にあたるため、そんな草原でも夕方になれば、犬と散歩に訪れる人や、乗り物遊びにやってくる子供たちでにぎわう公園なのです。

そんな草原を見て見ぬふりできない掃除大好きの私は、イソイソと早朝のゴミ拾いや雑草抜き樹木の剪定をやるのですが、意外や意外、地域の環境衛生役員や老人会から作業の中止依頼を受けるのです。
理不尽な理由に反発して掃除を続行する私に２回に渡って、私にはその中止依頼に納得出来ない部分があるのですが、あなたならどう思いますか？

中止してほしい環境衛生役員の言い分も老人会の言い分も同じ。
年間奉仕活動行事に組み込まれておるため履行しなければならない。
それには作業前の状態、作業後の状態、いわゆる劇的ビフォーアフターの証拠写真が必要、勝手に掃除されると困るとのことなんです。
その劇的ビフォーアフター証拠写真を添付して、作業報告書を公園管理課に提出しないと作業賃がスムーズに貰えないと言うことなのです。
事情を知らない私は唖然!「エッ、作業って奉仕でやってるんじゃないんですか？奉仕って無償で行う献身行為じゃないんですか？」つい口走ったのです。

一般の人の目には、献身的な奉仕という名目で作業を行いながら、実はチャッカリ市から作業賃を支払いされる有料奉仕なんですね。
地域の環境衛生や老人会の運営資金に充てられるそうで、「計画収入に見込まれてるので邪魔をしてもらっては困る」と言うのが言い分。
なるほどとも思えるが、何とも不可思議でスッキリしない結末に、いまも首をかしげておるのです。

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