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難民問題は今や地球規模の難題、支援金拠出で目をつぶるか日本 [世相雑感]

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お尻を振って、腰をくねらせる。
中米ジャマイカではレゲエに合わせ、踊るのが歓迎の習わしらしい。
先ごろ訪れた安倍晋三首相も、誘いに乗ってダンスした。
ぎこちなくても笑顔を忘れず、波長を合わせる腰つきは「努力賞」ものだった。

だが、その前に滞在した米国での発言は、周りとの波長が合っていたかどうか。
シリア難民の問題を聞かれ、「受け入れるより前に、やるべきことがある。女性、高齢者の活躍だ」と。

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着の身着のまま戦火を逃れてきた人々に、どう手を差し伸べるか。
世界では議論が進む。
それを、まるでそっぽを向くかのような内向きの口ぶり。
人道の視点は一体どこへ・・・。
支援額を弾んでも、これでは万国の民の胸に響くまい。

週明けにはノーベル平和賞の発表が迫る。
難民支援で欧州の陣頭に立つドイツのメルケル首相が、最有力の候補に躍り出たとも聞く。
国連安保理の改革では肩を並べる日独の両トップだが、この落差はさてどうだろう。

レゲエの神様ボブ・マリーの名曲「ワン・ラブ」に、こんな歌詞が見える。
「一つの愛、一つの心で集まろう」。
難民を思う心の波長は世界の隅々に広がる。
日本も、リズムよく乗れないものか。
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