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「コロガルガーデン」で弾む子供の歓声、時代変化に感性も変化 [世相雑感]

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コロガルガーデン.png

「転がる石にコケつかず」。
国によって善しあしの意味が異なるらしい。
子供に限っていえば、「転がる」は活発に動き回る頼もしさを示す言葉であろう。
山口市にできた「コロガルガーデン」という遊び場を見て思う。

アート拠点の山口情報芸術センターの内部にあり、夏休みに入って子供が列をなす。
巨大な滑り台やデコボコ道で転がり、大小形が違うブロックで飛んだり跳ねたり。
遊ぶ動きや声に音や光が連動する作品でもある。

普通の遊び場にない演出が人気なのだろう。
確かに今の公園は気軽に転がるどころか、やたらと規制が多くなったとされる。
幅広い世代が使うのだから、致し方ないと言えなくもないが。

「遊びをせんと生まれけむ・・・」と平安時代の梁塵秘抄(りょうじんひしょう)にはある。
心和む子供の遊び声はもう昔の話なのだろうか。
だがコロガル公園では自主的に掃除し、交代の合図を出す子も現れて担当者を喜ばせているそうだ。

「転がるアイデアにコケつかず」。
滑り台の音の出方など、子供の意見を幾つも反映させた。
夏休み中、さらに進化させるという。
ルールはあるが仲間をつくり、さまざまな工夫で楽しむ・・・。
かつて見た公園のようで楽しみだ。


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