SSブログ

本日伊勢志摩サミット開幕、混迷の中東問題に進展はあるか [世相雑感]

スポンサードリンク




黄金のアフガニスタン.png

四千年前の金の杯、二千年前の宝石の襟飾り。
内戦による砲撃と略奪のさなかに職員が命がけで秘宝を運び出し、地下に隠した。
家族にも打ち明けないまま十数年・・・。
かくしてアフガニスタン国立博物館の文化財は生き延びる。

四半世紀前の逸話である。
金色の輝きに隠されたドラマを、東京国立博物館で開催中の特別展「黄金のアフガニスタン」で知った。
東西の十字路として栄えた地。
231点の収蔵品からは豪華絢爛な文化がうかがえる。

文化財の海外流出も続いたという。
再建された館が掲げたメッセージには、守り抜いたものえの誇りと未来への決意がにじむ。
自らの文化が生き続ける限り、その国は生き永らえる・・・と。

熱い志に応えたのが日本画家の故平山郁夫さんたちだ。
入手したアフガンの宝物を「文化財難民」として保護して修復に努めた15点も、会場に並ぶ。
母国に返されるというから喜ばしい。

内戦やテロが絶えない中東は文化財受難の時代が続く。
アフガン情勢も混迷を深めている。
きょう開幕の伊勢志摩サミットはテロや難民対策も重要なテーマだ。
未来の子供たちのために身を張ってきた人たちの思いが届くか。

◎ブログランキングに参加しています。
◎ワンクリック応援よろしくお願いします!


にほんブログ村

日々の出来事 ブログランキングへ
nice!(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 2

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。