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核なき世界理論の現役大統領、オバマ氏の広島演説に期待 [世相雑感]

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65年前、京大生たちが京都駅前の百貨店で「原爆展」を開いた。
当時の日本は占領下にある。
誰が原爆を投下したのか、、という表現は控えた。
だが、パネルを携え全国を巡った若者たちは先々で求められた。
あえて「誰が」を語ってくれ、、、、。

数年前、かつての若者は語った。
たかだかカタカナ4文字なのに、弾圧を警戒していた当時を。
彼は横浜の造船所でやっと「誰が」の答えを口にできた。
そのことを聞きたくて、毎日会場に顔を出す労働者もいたという。

原爆を投下した国の大統領、オバマ氏による広島演説の公算が大きくなった。
前向きに受け止めたいが、貴国の演出に何もかもお任せ、とはいくまい。

先ごろ訪れた国務長官は慰霊碑の前でこうべを垂れず、原爆資料館内では表情さえカメラにさらすことなく、立ち去った。
「謝罪外交」ではないというサインだろうが、人としてどうなのか。
そんなわだかまりが解けぬ。

「核兵器なき世界」という大統領の崇高な理念には賛同できる。
ただ、無辜(むこ)の民の住む街を自国の核兵器で攻撃した過去を、どのようにお考えだろう。
そのことを聞きたくて、被爆者や市民は演説会場に足を運びたいと思うに違いない。


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