勝利を運ぶルーティン、スポーツに限らず受験に生かそう

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さっそくまねっこしている子供たちがいるかもしれない。
初場所で優勝した時の人、琴奨菊関が見せる独特のポーズ。
時間いっぱいで勝負に臨む直前、両腕を広げて上体を大きく反らせる。

似た姿勢をどこかで目にしたような・・・。
そう、フィギュアスケート荒川静香さんの代名詞である技イナバウアー。
なぞらえて「琴バウアー」と呼ばれ始めた。
人柄の良さそうな大関への親しみも込められているようだ。

ユニークな動きだが実は真剣なルーティン。
あらかじめ決めた動作をすることで集中力が高まるという。
子供らがまねして流行語になったラグビーの「五郎丸ポーズ」をはじめ、元カープのエースがやっていた「マエケン体操」にも同じ効果があるらしい。

「迷いを消せる」と大関は語る。
実力も存分に発揮できるのだろう。
自分の決まり事をすることで、心が落ち着くことは日々の暮らしにおいても多いはず。
とすれば受験を控えた子供たちにも参考になるのではないか。

神頼みではない。
朝の体操やみそ汁を欠かさず飲む・・・。
自分なりのルーティンによって、精進してわが身に備わった力が出せる。
それぞれ勝負の「春場所」で、綱とりや合格を果たせますように。

タグ：琴バウアー ルーティン マエケン体操 受験