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NHK大河ドラマ「真田丸」好スタートの兆し [芸能・ゴシップ]

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真田丸.png
伝承は時に眉唾だが、「真田紐(ひも)」はさもありなんと思わせる。
関が原に敗れ幽閉中の真田幸村が暮らしを支えたものだ、と。
縦糸と横糸を格子状に織り、細いが丈夫な品は江戸の世に流行する。

さしずめ「真田ブランド」だろう。
大阪の陣の逆境で覇者家康を追い詰めた戦いぶりと紐の強さが重なったに違いない。
実は産地の一つが倉敷市児島という。
のちの繊維産業の礎になったと幸村をたたえる被まである。

敗者の伝説がこうも広がったのは徳川一強時代の判官びいきか。
忍者や豪傑が集う真田十勇士も創作とはいえ日本人の記憶では史実と一体といえる。
その中で大河ドラマ「真田丸」が描くのは「リアル幸村」のようだ。
真田幸村.jpg
おなじみの幸村という名ではなく「信繁」。
若き日に戦場を駆ける冒頭シーンも確かに真に迫る。
細部にこだわりつつ、サバイバルの世を骨太に描く歴史絵巻に期待したい。
逆境を生き抜く元気を現代に届けられるか。

「大河」人気は低迷気味で、時に凝りすぎの感もあった。
肩の力を抜きたいお茶の間の空気もお忘れなく。
場合によっては猿飛佐助や雲隠才蔵のサプライズ登場がありかどうか。
伝説の世界のわくわく感も捨てたものではない。
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