今年の流行語大賞決まる、「爆買い」「トリプルスリー」 [世相雑感]
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「おっと、あれは日本じゃないか!」「なるほど日本だね」。
そんな会話が江戸のあちこちで交わされたことだろう。
200年余り前、あっぱれなものや、すばらしい光景を指さして、そう言うのがはやった。
当時の風刺本である黄表紙にも見える。
口づてなどで各地へじわじわ広まったに違いない。
平成の世ならば、さしずめ流行語大賞にノミネートされたのではないか。
今年選ばれたのは「爆買い」「トリプルスリー」。
今や初冬の国民行事となった感さえある。
ところが今年は選考の難航がささやかれていた。
流行ったようでも、すぐ口の端にも上らなくなったり、一部の人の間でだけ盛り上がっていたり。
大賞とするには決め手を欠く言葉も多かった。
テレビ全盛時代ならいざ知らず、インターネットが普及し、生活スタイルも人それぞれという時代である。
少し寂しい気もするが、誰もが分かる流行り言葉は現れにくいのか。
今年の二つもいつまで口にされるだろう。
お笑いのギャグやら外来語の略語やら。
新語は今を映し、彩る。
やがて忘れてしまっても、まら次々に生み出し、楽しむ。
私たちにはそんな遊びや文化が根付いているらしい。
<日本だねえ!!!>
「おっと、あれは日本じゃないか!」「なるほど日本だね」。
そんな会話が江戸のあちこちで交わされたことだろう。
200年余り前、あっぱれなものや、すばらしい光景を指さして、そう言うのがはやった。
当時の風刺本である黄表紙にも見える。
口づてなどで各地へじわじわ広まったに違いない。
平成の世ならば、さしずめ流行語大賞にノミネートされたのではないか。
今年選ばれたのは「爆買い」「トリプルスリー」。
今や初冬の国民行事となった感さえある。
ところが今年は選考の難航がささやかれていた。
流行ったようでも、すぐ口の端にも上らなくなったり、一部の人の間でだけ盛り上がっていたり。
大賞とするには決め手を欠く言葉も多かった。
テレビ全盛時代ならいざ知らず、インターネットが普及し、生活スタイルも人それぞれという時代である。
少し寂しい気もするが、誰もが分かる流行り言葉は現れにくいのか。
今年の二つもいつまで口にされるだろう。
お笑いのギャグやら外来語の略語やら。
新語は今を映し、彩る。
やがて忘れてしまっても、まら次々に生み出し、楽しむ。
私たちにはそんな遊びや文化が根付いているらしい。
<日本だねえ!!!>