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漫画家の聖地トキワ荘、手塚治虫、藤子不二雄の足跡を追う [世相雑感]

トキワ荘のヒーロー.png

東京・豊島区のその場所に立つと、胸が高鳴った。
手塚治虫さんをはじめ昭和20~30年代、漫画界の巨匠たちが若き日を送った「トキワ荘」の跡地だ。
35年前に解体され、今は記念碑のみ。
彼らが通った近くの中華料理店で当時からの名物ラーメンを味わう。

その一人、赤塚不二夫さんは書き残した。
「みんな同じ夢を持ち、みんなお金がなかったけど、トキワ荘は夢のパラダイスだった」。
競いつつ支えあい、数々の名作を生んだ姿が浮かぶ。

少し離れた公園に区が伝説のアパートを復元すると決めた。
手塚さんに続いて「藤子不二雄」の2人が使った部屋などを再現し、ミュージアム化する。
五輪の年が目標というが、往時の熱気はどこまで現代に伝わるか。

才能が有れば上京。
そんな時代と違い、今や地方にもトキワ荘がある。
過疎が進む周南市の集落で6人が空き家を借りて暮らす「大道理まんが村」も一つ。
ことし東京の出版社の漫画サイトで一人が連載デビューした。
近所との交流も大切なネタだ。

今後にわくわくする。
半世紀たてば伝説の聖地はあちこちにあるかもしれない。
きょう手塚さんの命日。
漫画の神様は都会も田舎も分け隔てなく激励していよう。




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