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二代目「おしん横綱」誕生、寡黙で忍耐が大成の証し [スポーツ]

横綱稀勢の里誕生.jpg

村上春樹さんは無口を自認してはばからない。
電話に出るのも、パーティーも苦手。
対談の仕事も全部断る。
ところが若く日はジャズバー経営で食べていたというから不思議だ。

にこやかに店に立っていら。
自分なりに努力をした手触りは作家の今を支えている。
<人生にはきっとそういう、普段とは違う筋肉をがんばって使ってみる時期が必要なのだろう>。
エッセー集「村上ラヂオ3」から。

無口で知られる大相撲の稀勢の里関も、この初場所ばかりは普段とは違う筋肉が動いたか。
きのうは「自分の力以上の、違った力が働いたようだった」と能弁に語った。

日頃の大関はバラエティー番組への出演は避けるし、ツイッターにも興味がなく必要がないという。
ちゃらちゃらするな・・・。
「おしん横綱」と呼ばれた先代師匠が言い聞かせたに違いない。
昇進を確実にした今なら、少々はしゃいだって構うまいが。

19年ぶりの日本出身横綱という重圧に勝たなければいけない。
一度の優勝では、という声も耳に入ろう。
きのうは「先代はいつも『横綱は孤独だ』といっていた」とも漏らした。
全ての無口な人に村上さんはエールを送る。
<僕も影ながら無口に応援しています>




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