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ギャンブル依存症という難病、法律で保護されて蔓延する [世相雑感]

ギャンブル依存症.png

空港に降りるとすぐ、スロットマシンが待っている。
カジノはホテルの1階にあり、宿泊客を手招きする。
米国ラスベガスを訪れた人は「ごく手軽にギャンブルができる」と驚いていた。

その街のような施設を日本に造りたいらしい。
自民党などはカジノ解禁に向けた法律を成立させようと横紙破りを通した。
「ギャンブル依存症防止」の文言は最後に加えたものの、既に苦しむ人のまなざしは冷ややか。

メンバーの60代男性は「わしらのつらさを全く分かっとらん」と嘆く。
借金を抱え、家族は離散し、仕事も辞めて…。
「病気と気付くのは、すべて失ってから。防ぐのは簡単じゃない」。

賭けに勝った体験が脳に刻まれ、再び求める病という。
その深刻さを分かっているのか。
自民の重鎮、細田博之総務会長は「日本全体が一種の依存症になってきている」とはぐらかした。
子どもや若者がゲームに溺れて勉強しないと、妙な持論まで。

もし日本が依存症というなら、成長神話を忘れられない病気だろう。
明日を夢見て賭け事にまで手を出すとは重症である。
カジノ大当たりの確率は1%にはるか満たない。




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