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今年の流行語大賞「神ってる」、連日の奇跡的逆転劇に緒方監督の口から飛び出した [世相雑感]

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発言の主が誰より驚いていよう。
何げなく口にした言葉が、ことし1年の流行語大賞に選ばれるとは。
「神ってる」。
6月18日、連日のサヨナラ勝ちを収めた広島東洋カープの緒方孝市監督の開口一番だった。

殊勲の鈴木誠也選手をたたえた。
まさに神懸かりといえるアーチ連発からカープは一気に突っ走る。
逆転に次ぐ逆転でファンの間でも合言葉になり、ついに25年ぶりのリーグ優勝を飾った。
興奮と感動は、決して広島だけではなかったということか。

今どきの言葉で言うなら・・・と緒方監督は前置きをした。
もとはネット社会の造語らしい。
自宅でゲームに興じる息子の口癖が耳に残っていたという。
決して口がうまい方でない監督からユーモアが飛び出したのも驚きだった。

類似語の「神対応」もカープに当てはまろう。
温かいファンサービスもさることながら原爆ドーム保存などにも寄付を忘れない。
地域密着の姿は土地を守る「産土神」といえなくもない。

最も驚かされたのは、きのうの表彰式の鈴木選手のスピーチ。
神ってると言われるのがちょっと悲しいらしい。
「自分の実力でしっかり結果を残していきたい」。
来季に期待が膨らむ成長株の誓いである。




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