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おにぎりの早食い競争で事故、地域イベントの盛り上げに水 [事件事故]

おにぎり早食い競争.png

骨休めの一日になったろうか。
きのう勤労感謝の日であった。
自分をいたわろうと、ごちそうを食べた人もいるかもしれない。
元は収穫に感謝した新嘗祭の日である。
各地の食のイベントにも舌鼓が響いただろう。

新米のおいしい季節がやってきた。
手のひらに塩をひとつまみ振って、ぎゅっ、ぎゅと握るだけで立派な一品が出来上がる。
頬張ると、母の面影をはじめ、遠い日の思い出が巡ってきはしないか。
幸せな食べ物である。

地元で取れた近江牛を、滋賀県のJAがPRする催しだったようだ。
おにぎりの早食い競争で、5個目を口にした28歳の男性が喉に詰まらせて、亡くなった。
地域イベントを盛り上げようと頑張ったのだろうに、何とも悲しい事故である。

何年か前からフードファイターという言葉を耳にする。
直訳すれば「食の闘士」か。
大食い、早食い競技に挑む人を指す。
テレビの番組で人気を呼び、ブームにもなった。
米国ではスポーツとして扱われもするらしい。

一種の食の探求とでも言うのだろうか。
だが飽食は世界の隅々に行き渡ってはいない。
きのう飢えで何人が死んだろう。
きょうは幾人か。
恵みは常ならぬと知って、しっかりかみしめたい。




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