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映画の聖地に世界のミフネ、殿堂入り記念プレート設置される [芸能・ゴシップ]

世界のミフネ.jpg

<男は黙ってサッポロビール>。
そう言って、ジョッキを空ける中高年を今も見掛ける。
三船敏郎が四十数年前に出たCMである。
喜怒哀楽を腹に落とし込む武骨な日本人を銀幕でも演じきった。

「用心棒」「七人の侍」などの名作は米ハリウッドにも影響を与えたようだ。
映画の聖地にある、人呼んで「名声の歩道」に世界のミフネの殿堂入りを祝うプレートが置かれた。
没後19年、2594番目の栄誉は、功績からすれば遅すぎたぐらいだ。

若き日に戦地で空撮に携わった。
何百枚のカットをつなぎ合わせ、「細かい作業に神経が走る」ようになったという。
殺陣では実践さながらに二の太刀を浴びせるなどリアリティーを求めた。

斬られりゃ痛えぞー。「用心棒」で演じた無類の刺客の名せりふだ。
迫真ぶりに加え、ユーモアと同居する人情味が本場でも受け入れられたのだろう。
外国版リメークの西部劇のヒットも殿堂入りを後押ししたはずだ。

同じ歩道にはテレビ司会者時代の人気から、あの次期大統領のプレートもあった。
先月、心ない反対派に砕かれたらしい。
頼もしい用心棒どころか「トランプ砦の悪人」を出さぬよう。
砦でくすぶる内紛の火種が気になる。




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