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笑って笑って笑って泣いた、カープよ今年もありがとう [スポーツ]

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野球好きだった俳人、水原秋桜子が一句詠んでいる。
「たぬき寝の負けナイターをきけるらし」。
思わしくい試合展開にふて寝し、背中でラジオを聞いている。
丸まった背がまた物悲しい。

日本シリーズまで続いた広島東洋カープ「劇場」がきのう、千秋楽となった。
一幕前のクライマックスシリーズをあれほど危なげなく勝ち抜いたのに・・・。
2連勝しての4連敗h、突き落とされた感が余計に深い。
背を丸めて、枕を抱いたコイ党もいよう。

負け犬の遠ぼえだから小声で言うが、富士山の初冠雪というニュースを耳にした週に夜の試合とは、何とも寒々しい。
「ナイター」はそもそも夏の季語である。
負け試合がデーゲームならまだしも、「泣いたー」になる。

春浅いキャンプインから「木枯らし1号」が近畿で吹いたこのうまでカープ、カープで明け暮れた。
こんな一年をあと何回、残りの人生で味わえることだろう。
この週末には約40年ぶりの優勝パレードまで控えている。

やはり秋桜子の句にある。
「ナイターや議論付きねど運尽きて」。
笑って最後に泣いたシーズン。
でも、旨酒とともに振り返り、黒田博樹投手の抜ける来季を語り合おう。
皆さん、お疲れさまでした。




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