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季節は巡り秋色一色に向かう、何をするのも今が一番 [世相雑感]

森装う.png

栗ご飯が楽しみな時候になった。
庄原市では巨大マツタケが採れたという。
酒どころの東広島市西条町で仕込みが始まり、各地の庭園では松にコモが巻かれる。
毎朝めくる朝刊の紙面に秋の深まりを感じる。

きょう霜降。
朝晩、冷え込んできた。
中国山地から瀬戸内の島々、日本海沿岸まで、濃淡はあってもいよいよ秋色。
だが三次では何とソメイヨシノが70輪も開いたという。
暖かいのやら寒いのやら。
体調管理が難しい。

黄や紅、橙、緑・・・。
色づき異なる木立に白馬が憩う。
東山魁夷画伯の「森装う(習作)」を見た。
広島県立美術館の特別展には「彩林」「行く秋」など今を感じる作も多い。
信州の絵でも誰の心にも染みるのは、「国民的画家」と呼ばれた人ならでは。

描かれた秋を足元で見つけることもできる。
JR三江線に揺られて山あい谷あいを巡れば、作品「山渓秋色」「晩秋」に似た風景が、車窓に映るに違いない。
郷愁とともに、廃線となることえの寂しさも込み上げそう。

山間部では暦どうり、霜が降りる日もあるだろう。
鳥取の地震で被災した人々が気にかかる。
避難所で毛布にくるまり、不安を募らせているのではないか。
深まる秋が恨めしくもある。




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