SSブログ

競泳女子200㍍平泳ぎ金藤理絵選手金メダル、広島県出身者に快挙 [スポーツ]

金藤理絵.png

周りから期待されると、人は知らず知らずその通りの成果を出すことがある。
心理学の学説で「ピグマリオン効果」と呼ばれる。
結果が全てのスポーツ選手には、喉から手が出るほど欲しいものかもしれない。

教科書通りといえよう。
リオ五輪競泳女子200㍍平泳ぎで、庄原出身の金藤理絵選手が頂点に立った。
ロンドン五輪を逃し、腰痛の追い打ち・・・。
引退の淵をコーチや家族の励ましで超えてきた。
レース後、繰り返した数々の感謝の言葉が苦労人らしい。

わけても姉の由紀さんが用意した「演出」は心を震わせたのではないか。
自らの結婚披露宴なのに、古里庄原の人々が妹に寄せた応援メッセージを流した。
金藤選手から涙があふれたという。

心身ともにタフで、体格も海外の選手にひけをとらない。
たった一つの泣きどころが、負けん気の乏しさだった。
心理検査で、闘争意欲が一般の人より低いことさえあったらしい。
勝負の世界では、気立ての良さも時としてマイナスに働いてしまう。

期待感を持たせ続けることができる・・・。
それもまた「才能」だろう。
世界一への挑戦を何度しくじろうと、周りは見放さなかった。
遅咲きの大輪が、ついに花を咲かせた。


◎ブログランキングに参加しています。
◎クリック応援よろしくお願いします!

にほんブログ村

日々の出来事 ブログランキングへ



スポンサードリンク



nice!(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。