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新都知事は小池さん一人勝ち、女性初 都政の闇に切り込むか [世相雑感]

小池百合子都知事.jpg

家康と家臣団は白装束をまとった。
関白秀吉に国替えを命じられ、旧暦の8月1日、江戸の足を踏み入れた。
辺境の地を一から興す決意を家康は装いから示した。

利根川の治水に手を付け、小判を鋳造し、立派な天守閣も築いた。
純白のキャンパスに絵を描くような家康の治世は、優れた官僚や市井の職人に支えられた。
気鋭の門井慶喜さんの時代小説「家康、江戸を建てる」は、都市形成の観点から読ませる。

こちらは手腕を発揮できるか。
東京都知事に小池百合子氏が選ばれた。
「政治とカネ」の問題で2代続けて先輩が途中で辞任した。
五輪を開く日本の首都のイメージの挽回も急務だ。

緑の鉢巻きを締めたのは環境相時代に広めたクールビズのアピールという。
功を奏したか、政党色抜きでも与党推薦のライバルを寄せ付けなかった。
ただ一極集中の是正には踏み込まずじまい。
まさか首都だけをばら色に輝かせるわけではなかろう。

領民にいい印象を持ってもらいたい。
家康の白装束は巧みなイメージ戦略だったとの説も。
当選の弁で「見たこともない都政を」と小池氏は胸を張ったが、堅実な行政を望む都民をよそに気負いすぎ、周囲を真っ青にさせぬように。


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