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鍋の季節も終盤戦、不気味なるお江戸の「闇鍋」の中身 [世相雑感]

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立春を過ぎ、なお残る寒さを、歳時記では「余寒」と呼んでいる。
冬将軍は先月半ば、33年ぶりの大雪を広島にもたらした。
まだ居座るなら、鍋奉行も当分の間、出番には事欠くまい。

あちこちの街角できのうも、催し物の鍋に湯気が立ち込めた。
売り切れ御免の「巨大牡蠣鍋」を据えた旧広島市民球場跡地をのぞくと、ぐずつく空模様の中、客が繰り出している。
100円玉2枚でカキが4粒入った汁に恵まれ、腹も心も温まった。

かつては外食の時に難儀した鍋好きがいるらしい。
断られたり お一人の鍋物は(岩下四十雀)。
1人でもテーブル席を取られ、時間もかかる・・・と嫌う店にでも当たったのだろうか。
近ごろは、「小鍋」と称し、お一人様向けの鍋料理本や雑誌特集が人気という。

日本の台所を預かる東京築地市場の移転話が定まらない。
千代田区長選のように旧来勢力と都知事との場外戦も絡む。
夏の都議選に向け、どう転んでいくか。
つばぜり合いの揚げ句、「闇鍋」から奇策がぬっと現れるような幕切れとならねばいいが。

きょう、明日あたりは余寒に身がすくむ雲行きと聞く。
それならば、やはり・・・。
又例の寄せ鍋に手もいたすべし(高浜虚子)


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