SSブログ

官僚天下り天国日本は今も健在、しかも教育の文科省で [世相雑感]

スポンサードリンク




文科省天下り.png

文部省の時代には「マルブン一家」と呼んだそうだ。
職員が結束し、家族的な雰囲気が強かったからだ。
その気風は省庁再編後も変わらないと、文部科学省の元官僚で広島県教育長も務めた寺脇研さんが著書で明かしている。

半面、なれあいにつながりかねない、とも。
今の事態は悪い方の一面が出たと言わざるを得ない。
幹部職員の「天下り」を組織ぐるみであっせんしたことが明るみに出て大騒動になった。

大学などえの組織的な天下りは計40件近くに上ったらしい。
数々のルール破りにはあきれる。
しかも、政府の委員会の調査にうその話をでっち上げたり、隠ぺい工作をしたり。
学校教育の元締めの自覚があるとは思えない。

自らもあっせんに手を染めた事務次官の辞任で、「幕引き」というわけにはいかない。
公務員天国への批判から天下りを戒めたはずが、官民のなれ合いが繰り返された。
国民の監視の目が緩んだと思ったのか、最初から改めるつもりがなかったのか。

民放のドラマ「就活家族」が話題だ。
一家を挙げて職を探すシビアなストーリー。
民間の苦労をどう考えているのだろう。
身内の利益ばかり大切にする「〇〇一家」は、ほかの役所には本当にいないのか。


nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。