SSブログ

ピンチをチャンスに、生き残りをかけるテーマパーク [世相雑感]

スポンサードリンク




スペースワールド.png

怪獣に最も壊された建物は?
思い浮かぶのは東京タワーだろう。
完成3年後にモスラに倒されたのに続き、ゴジラやウルトラマンのシリーズで幾度となく壊された。
目標物となる都会のランドマークたるゆえんだ。

その塔がきょう58歳を迎えた。
現実の世界で最大のピンチだったのは4年半前かもしれない。
2倍近い高さを誇る東京スカイツリーの登場である。
眺望だけで人集めに勝てないと踏んだのか、催しに活路を見いだした。

展望窓からの夜景越しに映像を映すプロジェクションマッピング、人気アニメ「ワンピース」のアトラクション…。
久しぶりに訪れたら、おのぼりさんより若いカップルばかりでテーマパークのよう。

一時は200万人を割った入場者は昨年度228万人に回復し、さらに増える勢いだ。
瀬戸内フェアをはじめ、自治体と組んで観光PRイベントにも力を入れる。
地方が見物客だけでなく、集客のコンテンツも提供していると思うとうれしくもなる。

北九州市の遊園地スペースワールドが来年末で閉園する。
地方の観光施設は生き残りが厳しい。
ピンチをチャンスに変えた東京タワーの試みは、別の意味で「ランドマーク」となるだろうか。


nice!(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。