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長寿を喜ぶだけで良いのか、考えさせられる日でもあった [世相雑感]

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孫にいたわられて、祝ってもらって、年輪刻んだ顔をしわくちゃにする人もいるだろう。
きょう50回目の敬老の日。
元はとしよりの日と呼ばれていたものを祝日に。
半世紀を経て、お年寄りへの尊敬の念は深まってきただろうか。

寿命が延びて、高齢者とされる年齢やその意識も変わってきた。
まだまだ現役と、仕事や趣味に活発な人が多い。
反逆する敬老の日を出歩きて(大川俊江)。
敬老会なぞお断りという、かくしゃくたる向きもあるだろう。

超高齢化社会である。
2050年、65歳以上一人が現役世代一人で支える「肩車社会」に・・・。
そろばんがはじかれ、社会保障費の増加が問題視される。
この風潮に、高齢者では居ずらいと思う人が増えるかもしれない。

100歳になる人に贈る「銀杯」は、純銀製から安価な銀メッキになった。
世知辛いものの「百寿者」から文句は出ないだろう。
100歳を超えた人の多くは、人生に幸せや満足を感じるようになる、と分ってきた。

80代を過ぎ、さらに年齢を重ねるうちに不安や否定的な感情が薄れるようだ。
達観した穏やかな境地へ至るに違いない。
人生とは何か。
いぶし銀のような輝きを放つ先輩にしっかり学ばねば。


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