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感動冷めやらぬ広島の街々、心に焼き付いた優勝の記憶 [スポーツ]

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広島繁華街.jpg

盆と正月がいっぺんに来たようなカープ優勝のにぎわいは、少しずつ落ち着いてきた。
しかし、広島の街のあちこちを彩る赤は、まだまだ消えそうにない。
セールの張り紙はもちろん店員や買い物客も赤が目立つ。

街を歩くだけで、何か気持ちが浮き立つ。
広島銀行の本店には学校のプールよりも大きな垂れ幕。
普通のサイズの25倍も待った末の喜びが、真っすぐに伝わってくる。

刺激的で、視界に飛び込んでくる色である。
情熱を感じさせ、闘争心をかき立てる。
スペインの闘牛士が牛を挑発するのも赤い布だ。
街を満たす高揚感にはこの作用もあるのかもしれない。

心理学では、強烈に感動した体験は記憶に残りやすく、繰り返し思い出すと前向きな効果が強まるという。
赤があふれる街は、あの喜びを何度もかみしめさせ、気持ちを前へと向かわせる。

チームカラーに加わったのは初優勝の年だ。
広島の街で41年間、熟成された赤である。
通説では説明できない心に染み入る温かさを持っているに違いない。
だからこそ、地域の明日を育む力につながる。
カープレッドをもっと長く、じっくり味わいつくそう。


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