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アスリートは耐えて耐えて伸びる、だが耐えられない子供もいる [世相雑感]

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朝晩、過ごしやすくなった。
秋の足音はわが家のベランダにも。
鉢植えの朝顔やゴーヤに黄色い葉が増え始めた。
次は何を育てようか。
園芸店をのぞくと、宿根草の苗が並んでいた。

キクやアヤメもその一種。
いったん植えると毎年決まったサイクルで花を咲かせる。
「根に宿る」とも呼ばれる通り、枝葉が枯れても土の中でたくましく生きる。
人知れずこつこつと足場を固める姿は誰しも見習いたい。

「何も咲かない寒い日は下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」。
シドニー五輪マラソンで金に輝いた高橋尚子さんの座右の銘を思い出す。
この夏のリオもたくさん花が開いた。
4年間じっくり根を広げた末に。

アスリートに限るまい。
成績が伸びずに、悩むことは誰にでもあるはずだ。
長い人生の中で目が出ない時期はある。
今はまだ自分が咲くときではないのだ、と気持ちを切り替えたら・・・。
きっと我慢や努力も肥やしになる。

心が折れそうな子供を気遣いたい。
夏休み明けの9月1日は18歳以下の自殺が1年で最も多い。
表情がしおれていないか。
言葉が冷え冷えとしてないか。
みんなで感じ取りたい。
ふっくらとした土壌が思春期の「根」には要る。


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