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根気と忍耐の猛獣調教に、子育ての原点を見る愛情動作 [世相雑感]

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ライオン使い.png

子供たちの夏休みもそろそろ終盤へ。
宿題の残りも気になるだろうに、まだまだ遊び足りないのかもしれない。
広島西飛行場跡地に立つ赤テントの前には連日、家族連れの長い行列が延びる。

5年ぶりの木下大サーカス広島公演に家族で足を運んだ。
ふわりと舞う空中ブランコに息をのみ、ピエロのおかしな振る舞いに笑いながら、子供たちがぐっと身を乗り出す瞬間がある。
視線の先にはライオン8頭。

百獣の王がおなかを見せ、ごろんと転がる。
前足を上げて、愛らしい決めポーズ。
小さな子もうれしそうに大きな拍手を送る。
もちろん調教する英国出身のマイケル・ハウズさんにも。
すごいなあと尊敬を込めて。

祖父からの猛獣使い3代目のマイケルさん。
幼い頃、父がライオンに襲われて亡くなった。
それでも、ずっとそばにいたライオンは憎めなかったという。
心を通わせるこつは、「子育てと一緒」。
根気と忍耐を持ち、愛情たっぷりに接することだそうだ。

舞台でも時々、ライオンの背中をなでる。
そのしぐさから温かさが伝わってくる。
危険と隣り合わせのショーを支えているのはきっと、積み重ねてきた互いの信頼なのだろう。
まるで家族のように。


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