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天皇陛下生前退位に強い思いを表明 高齢化象徴の勤め難しくなる [世相雑感]

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大型家電量販店にはすべての地上波えを映すテレビが並ぶ。
午後3時、大半が同じ映像に切り替わった光景が、事の重さを物語っていよう。
天皇陛下が国民に語り掛けた11分のビデオメッセージである。

「生前退位」の意向が報じられる中、いつにも増してかみしめるように継がれる言葉。
憲法が定める「象徴天皇」の重みを強調し、素直に自らの老いに触れられた。
国事行為への滞りへの強い懸念がひしひしと伝わった。

在位28年で大切にしてきたのは国民の安寧と幸せを祈ること。
「人々の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思いに寄り添うことも大切なことと考えて来ました」とのお言葉に東北や熊本など被災地で膝をつく姿を思い浮かべ、うなずいた人も多いはず。

「忠恕(ちゅうじょ)」という言葉がある。
即位の前、50歳の時の会見で好きな言葉に挙げられた。
良心に忠実で、人の心を自分のことのように思いやる精神だと・・・。
戦後まもなく出会った論語の一節を深く胸に刻んできたのだろう。

蝉時雨と重なる天皇陛下のお言葉。
71年前、終戦を告げた昭和天皇の「玉音放送」を思い出した人もいよう。
あれから確かに日本は生まれ変わった。
深い深い語り掛けに、どう答えたらいいのだろう。


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